日本伝統文化の新たな市場を創造する。
【KUROGO】設立のきっかけをご紹介させていただきます。
きっかけ
KUROGO事業のご説明をさせていただいた方々に、なぜ日本文化にこだわるのか？と問われる機会が多くあります。 成功しやすい業界にした方がいい、こだわる必要がないなど、ご意見を頂く機会も少なくありません。 こちらではKUROGO設立の経緯をお話させていただきます。
きっかけは東京商工リサーチの日本酒メーカー倒産の記事でした。10年で74社、リーマン・ショックが起きた2008年には12社が倒産したという内容でした。驚いたのは、創業年が1650年の日本酒メーカーを初め、他のメーカーの多くが歴史ある老舗であるということでした。国が保護することで倒産はありえないと根拠もなく考えていた自分は、衝撃を受けました。
出会い
WEBマーケディング会社に勤務しながら、社会人大学院生として、様々な実務家の方々にお会いしていました。多くお話させていただいた方々の中で、特に印象に残る方々には共通点があり、【海外でご活躍されている】【日本文化・日本コンテンツを扱われている】という二点でした。
お話を伺う中で、「海外だからこそ日本人としての使命がある。」「まずは行動することが何よりも重要。」など現在も私にとって大きな影響を与えてくれた時間でした。海外渡航と悩んだ末、社会人大学院進学を決めた為、海外でご活躍される方々は 魅力的に映った事もありますが、自分も国内外問わずビジネスを考える人材になりたいと考える様になりました。
決意
様々な方との出会いの中で、少しずつ日本文化を広める事ができたらと考えるようになっていた時、 海外実績のある大手企業の方から、アイディアは面白いが企業内での実現は難しいと言われたのを覚えています。そこでKUROGOや、日本文化・コンテンツビジネスを説明していくなかで、難しいとわかりつつ初めて明確に”自分はこれがやりたい”と感じる事ができました。
また海外のイベントで、ある夫婦が日本文化の製品を笑顔で見ている写真を見る機会があり、私たちが住む日本の製品や文化は、海外の方を笑顔で楽しませる事ができるということに、誇らしくあり自分はここに嬉しさ、感動を得ることができると感じました。
KUROGOの由来
KUROGOの由来は、歌舞伎で役者の動きを補佐する黒子の正式名称”黒衣”から名付けました。 KUROGOも日本文化という主役とともに、世界の舞台で、活躍の手助けをしたいと強く思います。
様々な方にKUROGOのお話をさせて頂く中で、少しづつではありますが、興味を持って頂ける機会も増えて参りました。 今後も国内外での日本文化発信を主軸に、KUROGOにしかできない事・常に挑戦を掲げ日本文化を扱う企業様のお力になれるよう尽力させていただきます。 今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
KUROGO 代表
中村 伸広